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TV放送のアニメ制作者の「ベッドシーンはNGなので、代わりに男女の食事シーンを意図的に入れてる」との話に、メジャーの難しさは規制の枠、それを感じさせない表現かと。深夜フリートークで「こんな雨の日は一日中部屋で彼とヤりまくりたい」と気さくに話す歌姫も、メジャーではカブトムシやテトラポットに置き替えて「こんな夜にお前に乗れないなんて!」的に暗号化する訳で。サナバガンの1stメジャーアルバムの… (レビュアー:北沢東京) |
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※レビュー公開後、所属事務所アーチストマネージメントご担当者さまより「あまりにもアーティストイメージと異なるため」ということでレビュー削除のご依頼がありました。これからのアーチストを紹介するという趣旨で日々レビューを行っておりますので、アーチストの足を引っ張ることは本意ではなく、レビュー文面を削除いたしました。動画をご覧いただけるページ自体は削除いたしませんので、みなさんの自由な視点で… (レビュアー:大島栄二) |
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ミクスチャーシーンの先駆者として知られるSBKのリーダーだったShigeoJDが中心となり、実弟Raymond(Key, DJ)、M.I.T.(MPC, Electro-Dr)の3人からなるThe SAMOS。The SAMOSは私の主催する 世界に誇れる日本のミュージシャンを紹介するWEB音楽番組「MUSIC SHARE」でも大プッシュしているバンドです。サウンドが洗練されているのはもちろんですが、媚びすぎず突き放しすぎずの絶妙な… (レビュアー:本田みちよ) |
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最近のバンドはテンポばかり速くてどれ聴いても同じだなと思ったりすることもあって、まあそれも時代の流れだったり演奏環境の要請だったりして仕方ない部分もあるけれど、そういうのにカウンター的に反発するようなの出てこないかなと、そんな気分に応えてくれるバンドが出ました。いや、そんな意図でやってるんじゃないとはわかってるけれど。何がそんなに「応えてくれる」って感じの感動なのかというと… (レビュアー:大島栄二) |
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5位 |
Floating Points
『Silhouettes』 |
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MVと音像が適応するほどに、音楽の枠組みを越えてくる声が聴こえる場合がある。このFloating Pointsの「Silhouettes」もそうだった。タイトルどおりの影絵をなぞるような、幽遠な風景にライト・ドローイングが無数に舞い踊り、そこに美しい声と電子音が被さり、形式美ではない変則、細切れのままで抽象的な彼岸を想映させてゆく。実際、映像がシューティングされた場所は、スペインとポルトガルの国境の町… (レビュアー:松浦 達) |
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こういうのをポップというのかもしれんと思う。いや、完全にロックですよ。ロックバンドだしロックなサウンドだし鍵盤が入っていてもギターの存在感は圧倒的だし、ロックそのものなんだけれど、僕はこれをポップだと思う。特別美形でもないボーカル理姫さんがとっっっっても魅力的に見えるのは、彼女の内面にある何かが曲によって引き出されているからだろうし、その魅力を引き出す力というのが超ポップ… (レビュアー:大島栄二) |
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いろんな声があるなあと思う。正統派ボーカルとかいう何らかのイメージというものはあって、もちろんその中にも幅というものはあり、大多数のボーカリストはそのカテゴリーに組み込まれる。そういう声と違う声のことをなんというか、特殊な声と言えばいいのだろうか、昔からREBECCAのNOKKOやジュディマリのYUKIなどの声は特徴ある声として正統派カテゴリーの外にあり、正統派とは違う声に心地よさを感じる… (レビュアー:大島栄二) |
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淡いロマンティシズムと仮設定されたプレ・モダンな相対命題、要は在りし日の未来絵図の間隙をすり抜けるようなシティ・ポップが若い世代から続々出てきており、このmusipl.でも多数、取り上げられてきた。それは、いつかの大瀧詠一的な何かとの断層はあるが、それでも、シンプルなロックンロール、スタイリッシュなポップス、マッドで刺激的なエレクトロニック・ミュージックなどと相克するように… (レビュアー:松浦 達) |
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この曲は冒頭の「長いさよならの渦の中で」と聴いた瞬間に、「あ、もうこれは完全に名曲だわっ!」と断言出来る強さがあります。なんなんでしょうね。このパンチ力は。これって、どうやっても出ない時は出ないんだけど、ふっと出た時にものすごい力を発揮するやつなんですよね。そして、メロディーだけ聴いているとどんなアレンジでも合いそうなのですが、でもやっぱりエレクトロではここまでの温かさを感じないような… (レビュアー:本田みちよ) |
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10位 |
Loveskills
『Cover Me』 |
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「これぞ良質なポップミュージックだ!!!!!!」と声を上げずにはいられないほどに、初めて聴いた瞬間から胸をわしづかみされた "Cover me" 。私はこの曲が好きすぎて「疾走感のあるエレポップ」「80'sシンセポップ」と簡単に片付けたくありません。現在進行形のダンスビートに切ない歌詞とサラ〜ッと気持ちの良いボーカルが唯一無二のサウンドを作り上げていて、普段、J-POPしか聴かない人にもしっかりと… (レビュアー:本田みちよ) |
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とってもポップで僕は好き。昔からそうだけど女性ボーカルがキュートなバンドはとても多くて、この加速するラブズもまったくそうなんだけれども、女性ボーカルがフロントで踊って歌うというのとはまったく違ってドラムを叩いて歌っている。そんなのあったか?いやいるけど。GO-BANG'Sの斉藤光子とかカッコよかったけど、まあそれはそれとして、加速するラブズのいくみさんも相当カッコいい… (レビュアー:大島栄二) |
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1位 SANABAGUN『人間』:先月もアクセストップだったSANABAGUNが今月も堂々の1位。彼らのアクセスのすごいところは、毎日必ずアクセスが続いていて、絶え間ないところ。デイリーランキングでも必ず上位3位に入っていて、結果月間アクセスでもダントツのトップ。アーチスト自身がやってるのかスタッフがやってるのかファンがやっているのかはわかりませんが、情報自体が古くなってもきっちりフォローできていると、こういう感じになっていくのでしょう。もちろんmusiplだけで大きな成果につながるわけではないでしょうけど、ここで広げることが出来るアーチストは他の情報も広げているでしょうから、やはり総合的には知名度が上がっていくだろうなあと思うし、だから彼らはメジャーのポジションに今いるということなのかもしれません12月も1位になるんじゃないかという予感が今からしています。
2位 タグチハナ『ビア』:個人的にすごくお勧めで力も入れて書いたレビューだったのですが、事務所の方からレビュー削除の依頼が来ました。ちょっと残念ですが、仕方ありません。こういうことは初めてだったのですが、今後は出てくるのかもしれないですね。事務所やレーベルからもらった情報だけを流すサイトではないので、こういうのが出てきてナンボという気もしますが。残念です。
3位 The SAMOS『Monotony』:6月のレビューがまた息を吹き返してきたかのようにアクセスが集まりました。本田さんがレビューしたアーチストではこういうことたまにありますね。いいことだと思います。
4位 東京パピーズ『ランデブー』:このレビューを読み返して、僕は今流行りの音楽というのに抵抗があるんだなあということをあらためて感じます。いや、流行ってるからキライというのではなくて、流行りに乗ろうと必死な感じが匂ってくるからキライということなんですけど。東京パピーズが流行りの音楽なのかどうなのかというのにはいろいろな意見もあるでしょうけど、速さだけを追求しているようなノリとは明らかに一線を画していて、彼らには本当に表現したい何かがあるんだろうなあと想像できます。そういうのがいいなと思います。
5位 Floating Points『Silhouettes』:松浦さんのレビューらしいなあと、そしてそれ以前に松浦さんのチョイスらしいなあと思います。musiplのレビューというのは極めて個人的な感想で、だから万人に通じるようなこともきっとなくて。じゃあ万人に通じるような感想ってリアルなのかと問えば、きっとそんな万人に通じるリアルなどはないんだろうと、そう思います。極めて個人的な、だけどリアルな言葉が、その音楽に対してそういう見方もあるのか〜、というような何かを伝達できればという気持ちで(僕は)やっていて、松浦さんのレビューって、まさにそれだなと思います。彼のレビューから、音楽との対峙の仕方を学ぶことが出来るんじゃないかなとも思います。いや、学ぶっていう言葉が持つイメージよりも、もっとフンワカとした感じでいいんですけどね。
6位 アカシック『サイノロジック』:個人的には、11月レビューの中でイチオシだったのがこのアカシック。文中では「蓮っ葉」という言葉を使ったのですが、そんな言葉、汲み取ってもらえるんだろうかという不安はありましたけど、でも蓮っ葉以外の言葉では表現できない良さがこの曲には、そしてアカシックにはあるよなと、思います。とてもいいバンドだと思います。こういう良さを持ったバンドって、なかなか出会えないものです。
11月はリバイバルというか、以前にレビューした曲が何曲も入ってきました。過去レビューツイートに反応があったり、アーチストや関係者が反応してそこからの連鎖だったり。公開して数日だけ読まれている、聴かれているというのだけでなく、過去レビューが再活性化しているというのが、やってる立場としては嬉しいですね。良い音楽が瞬間風速だけじゃなくて息の長い楽しまれ方をしていくというのは文化的にも高いレベルに向かっていくひとつの要素なのだろうと思います。これからもそういうことに寄与できるように頑張っていきたいと思います。
(大島栄二) |
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