前回の『【2015年度売れそうなアーチスト大予測】売れて欲しいなだって良いんだもの(女性Vo.編)』、本当に多くのアクセスをいただき、ただただ感謝。やはり世の中はこういった本当に良いアーチストの情報を知りたいと思っている人で溢れているんだなあと実感しました。記事を書くのが大変遅くなっていた自分を懲らしめたいと思う気持ちで一杯です。
というわけで、今回(男性Vo.編)は早めに書き上げたいと心に誓いました。どうぞ、ご覧ください。
【植田章敬】
岡山からシティポップを届けてくれるアーチスト植田章敬の『PINK』レビューへのアクセスはmusiplスタート以来の集計で第6位。シティポップがシティなのにトロピカルなのかということを新鮮な驚きで僕に気づかせてくれたのがその曲。声も楽曲もニュートラルで、派手さは無いけど日常の傍らにいれば心を落ち着かせてくれて、まったく邪魔にならない感じの曲は本当に素晴らしいと思います。今回ここで埋め込んでいる、レビューの『PINK』とは別の曲『しずく』もとっても落ち着ける名曲。タイトルのしずくという言葉からは梅雨時の何かを連想させますが、曲の印象としては秋色な感じ。こういうアーチストがもっともっと最前線に出てきてくれると、日本の音楽シーンは彩りを増すと思うのです。
植田章敬『しずく』
【blend note】
とってもポップだと思うのです。下の動画でパフォーマンスしているのは割とさえない感じのお兄さん2人。おそらく、この2人は自分たちがさえない感じだということを認識していて、それをそのまま晒しているように思います。それをしてなお5分半の動画を見続けていられるのは、やはりこの音楽のクオリティの高さなのだろうと思います。現在このblend noteの2人は関東と名古屋に離れて暮らし、HPにある情報によればごくたまにライブを行っている程度。もっと活動してくれればなと思うのですが、本業やなにやの諸事情あるのでしょう。そんな事情を超えて音楽だけが広まっていって、彼らを創作の場に引き戻したりしないのだろうかと願ったりします。
blend note『L.I.J.P.』
【The Goggles】
福岡の怪人たち、The Gogglesは、ビートルズの素晴らしいオマージュを形にして歌うわけですが、あまりにも好きすぎてオマージュも歪み、こんな形になってしまうのです。よく「似て非なる」という言葉を使ったりしますが、まさに似て非なるビートルズ。ライブが本当に面白いみたいです。アルバムのプロデューサーはやはり怪人のホッピー神山さんで、サウンドのクオリティの高さは間違いなしです。それにしても福岡というのはなんでこうも怪しい人がたくさん生まれるのでしょうかね?桑田佳祐が好きすぎるKAWAMURA BANDも福岡だし。そういえば僕も福岡出身なのでした(関係ないか)。
The Goggles『i wanna call your name』
→続いて、【スキッツォイドマン】【モルグモルマルモ】【島津田四郎】