【大島栄二が選ぶ5曲】
SHELLEY HARLAND『IN THE DARK』
音楽だけでなく動画も併せてメッセージ性を帯びるという点で、立体的な作品だと思います。知人から「音楽レビューを読んで泣くなんて初めて」とコメントを寄せられて、とても嬉しかったことも記憶に新しいですね。(大島栄二)
羽田りさ『always』
ショッピングモールで歌われている可憐な声。無名な音楽を発掘するという以上、CDも出ていないこういうのを取り上げたいと最初から思っていて、それが出来たなと自分でも達成感のあったレビューです。こういう曲のレビューがあるから、musiplは存在意義があるんだって自負してもいるのです。(大島栄二)
吉澤嘉代子『未成年の主張』
北沢東京さんが最初に紹介してくれたレビュー。つまり僕以外が記事を寄せてくれたという意味でmusiplが立体的になった瞬間でした。しかもこれ、とてもプリティで射抜かれました。僕自身が知らない音楽に触れた貴重な体験でしたし、誰かが紹介する音楽を別の他人も楽しめるはずだって実感出来た思い出のレビューです。(大島栄二)
lyrical school『ひとりぼっちのラビリンス』
lyrical schoolは僕もアナログ持ってて、これをセルフレビューで寄せられた時は「やられた!」って思いました。アーチストが自分を宣伝する効能もあるセルフレビューですが、ファンの方が「これ好き!」と推薦してくるのは、ある意味僕らレビュアーが日々やっていることと同じで、文章の寄せ方の違い以外は曲に対するスタンスは同じなんだなと改めて感じたのです。これからもセルフレビューをもっともっと活用してもらって僕が「やられた」と思うことが多くなればいいですね。(大島栄二)
HAPPY BIRTHDAY『こころの王様』
息子の2歳の誕生日に公開したレビューで、とても個人的なレビューになって申し訳ありませんでした。でも、感想なんて結局は個人的な想いの結晶のようなものだから、それはそれでいいのではないかと思うし、これからもめげずにときどきこういうのをぶち込んでいこうとひそかに企んではいます。(大島栄二)
300レビューを超えて(文=大島栄二)
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