【北沢東京が選ぶ5曲】
FOXX『first impression』
クラブに行けない18歳未満やクラブに憧れる地方の子たちが、頭の中で想像したクラブに対してのダンスミュージックをマウスで作り配信され、DJが現場でかけるというクラブロマン暴発の昨今。身体性を伴うエレクトロサウンドのグルーヴ感の信頼たるや。レビューには感情を抑えているように書かれていますが、これは人間が発電している様子。エモーショナル!動画も音色も5億点、足して10億点です。(北沢東京)
水曜日のカンパネラ『モノポリー』
よく出来たポップスのテンプレートにあぐらかいてる歌に対して、私はとても意地悪な気持ちになって、たまに、新種の猛獣を卦しかけて「甘ちゃんバンドを食い殺せ」みたいな酷い紹介の仕方をするのだけど、そのような偏見はよくないですね。出来合いのポップスを真似て調子こいた音楽を作る人が居なくなったら、ミュージシャンはみんなストイックな求道者だけになってしまう。(北沢東京)
大森靖子『ミッドナイト清純異性交遊』
musipl.comのレビューはYouTubeに曲があることがルールなので、その点でため息を付くことが多いです。この時、大森靖子渾身の『絶対少女』が、YouTubeには無くて(※現在はある)「絶対♪絶対♪」と上る日を待っていたら1stレビューのビーチフラッグを持ってかれた!なーんて、そんなゲーム性を感じたものでした。(北沢東京)
ケリーマフ『イカサマ』
人間がギターを構えているサムネイルの動画はほぼ見ないのですが、顔が良かったです。クリックしました。ほぼ赤い域に針が振れているようなサウンドとバンドの佇まいに、訴えてくるものがあって、「人ひとり殺すつもりで弾け」っていうあるオーケストラ指揮者の言葉を思い出しました。(北沢東京)
ハイスイノナサ『地下鉄の動態』
あともう1つ、全編モーショングラフィックのPVで、幾何学アイコンが列車が走っていくムーブで動きまくるのが紹介されているのをウットリ見た覚えがあるんですが、アーチスト名も曲名も覚えてません。今回、サイトの中を超クリックして探しまくったんですが見つかりませんでした。他で見たのかなぁ。ありますか?!そういうのありましたよね?!ともかく、あれです。各レビュー個別ページの動画右上にあるツイートボタンを押しておくとメモ代わりになるんで、そうします。(北沢東京)
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