エーツー
『黒板ひっかきましたね〜フヌケた教師の唄〜』

　エーツー20周年おめでとうございます。バンドブーム後のインディーズマガジン世代や、パソコン宅録時代を迎えたテクノ世代が活動していた2000年頃のライブハウスやショップで、アイドルを宣言しアカペラやカセットで世に知られたのが19歳。現在では常識の「なんでもありで一番輝くのはアイドル」という表現概念は、アーチスト全盛アイドル不在の時代から、エーツーが突っ走ってきた道。10周年の時「もし十年練習してたらギター弾ける歳月だろ！」と笑えるツッコミがあったが、私たちが触れたいのはそっち方面でなく、実像の上を軽く超えて届けられる偶像アイドルの光りだ。実家のお父さんに読まれてキレて止まってしまったファッションフォトのブログの再開も、待ってる。

(2016.5.16) (レビュアー：北沢東京)

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エーツー 『黒板ひっかきましたね〜フヌケた教師の唄〜』

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『黒板ひっかきましたね〜フヌケた教師の唄〜』