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タイトルの1975は和田唱の生まれた年。42歳か、このあいだトライセラトップスが若手バンドとしてでてきたような気がするけど、活動開始から22年。もうベテランバンドだし、和田唱もうオッサンだ。その彼が東京の街並を歩きながら進んでいくMVが楽曲とリンクするように心地良い。映る街並は歌詞にも出てくる原宿辺りから外苑前付近で、それはかつてトライセラが所属したレーベルが在る辺り。1975年に… (レビュアー:大島栄二) |
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2位 |
Self-Portrait
『ライブハウスで逢えたら』 |
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バンドマンが「ライブハウスで逢えたら」と歌うのはやわらかなお誘いだし、たった数分で起こせる奇跡というのもバンドマンが思っている自己の拡大解釈のようなものなので、そういう意味ではこの曲は音楽関係者としてちょっとだけこそばゆい気もしないではないが、ではバンドマン自身が「ライブハウスで僕らが歌っても、誰の心も照らせないよね」なんて考えてライブやっているんだったら、そんなライブは見た… (レビュアー:大島栄二) |
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吉澤嘉代子はメジャーデビューして一体どうしてしまったんだろうと思ってしばらく。昨年の『残ってる』では本来の良さに回帰してきたと感じてレビューもしてみたが、『ミューズ』でさらに洗練され、この『女優』ではまさに一皮も二皮もむけ、その音楽が原点に忠実に進化を遂げたような印象を放っていて素晴らしい。ではその本来の良さとは一体何かというと、寄り添う女性讃歌。彼女が歌う女性の姿はとても切なく… (レビュアー:大島栄二) |
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4位 |
シンガロンパレード
『君も歩けば僕に当たる』 |
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君も歩けば僕に当たるというタイトルはいかにも意味ありげな雰囲気がプンプンしているけれども、そこの意味性にとらわれすぎるときっとこの曲の良さを見失う。京都出身の彼らシンガロンパレード、初期の鴨川ストリートの映像がYouTubeにアップされている。そのキャプションによれば彼らが唯一カバーをしている曲だそうだ。この曲自体ボーイズタウンギャングによるカバーが一番有名でオリジナルのフランキーヴァリ… (レビュアー:大島栄二) |
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かの小沢健二が持て囃された90年代半ばの『LIFE』前後の狂騒とは何だったのだろうとあらためて思う。モータウン、ニューソウルからフォークまでをオマージュ、援用しながら、日本語の響きを大事に早口にまくし立てた、「東京」という中心部への象徴記号の周縁を巡る恋人たち、会社員たち、学生たち、そして、名もなき人たちまで。彼・彼女たちは「今夜はブギーバック」で今や日本で可視化されて… (レビュアー:松浦 達(まつうら さとる)) |
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メチャ大作。この手作り感溢れるMV、冒頭の「まこと0才」がまったく0歳じゃなくてちょっとグロいが、そこを乗り越えてしまえば細部のリアルをまったく省いた大道具小道具が逆に感情移入させてくれる。リアルにしようと頑張ったところでできるわけないし、リアルを狙うことで見る人からは「ここ、リアルじゃないよな」みたいなツッコミが寄せられるだろうし、だからこのくらいリアルを切り捨てた雑な作りの方が逆に… (レビュアー:大島栄二) |
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7位 |
タマ伸也
『OH!BABY!愛しあってるかい?』 |
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全ては誰かの影響下のロックンロール、どこまで心酔し相続しているか。では、ラトルズは相続なのか泥棒なのか。タマ伸也からオノヨーコのTwitterに送った「ジョン・レノンさんの新曲作りました」に返信はなかったという。さて、「忌野清志郎さんの新曲作りました」である。ある人は爆笑し、ある人はニヤリとし、ある人は怒りが湧き、ある人は忘れかけた何かを思い出したという。それぞれでいいはずだ… (レビュアー:北沢東京) |
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この終始不機嫌な雰囲気のボーカルが妙に心地良い。失恋したあとのまだ後をひくように残る想いが綴られた歌で、元に戻りたい気持ちとどうせ元に戻れないんだからしゃーねーなという気持ちが交錯しつつ進行してて、で、結局どっちなんだよと聞きたいけど、多分主人公だってどっちなのかなんて決められないでいるのだろう。その中で機嫌良く「私はあなたの幸せを遠くから祈り続けているよ」なんて歌われてもそんなの… (レビュアー:大島栄二) |
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9位 |
前川サチコとグッドルッキングガイ
『京都タワー』 |
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ランドマークというものがどんな場所にもあって、そのランドマークを見て「ああ、帰ってきたな」と思えるかどうかが、その土地が自分の場所なのかどうかの分かれ目なのでしょう。京都タワーは京都の人にとってわかりやすいランドマークで、ここに住み始めて5年にして、ようやく「ああ、帰ってきたな」と思えるようになった。と書くとさも伝わりやすいステレオタイプな文章になるなあと思うが、実際はそうではない… (レビュアー:大島栄二) |
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10位 |
Vulfpeck
『Animal Spirits』 |
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ファンク全開! ひたすらハッピーになれるノリノリな曲だ。なぜ日本語訳つきのPVなのかは疑問だが(しかも訳の微妙さ!)、これは日本のみ、配信でなくCDで発売され、それに対する彼らなりのリアクションなのかもしれない。あるいは来日の布石と考えていいのだろうか。もし実現したなら、是非とも生でこのノリノリな雰囲気を味わいたいし、自らも率先してノリノリ状態になりたい。ただ、PVで踊っている彼がなぜ… (レビュアー:夜鍋太郎) |
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最初聴いたとき、ギターとボーカルがぶつかってるなと感じた。イントロから甲高い音色のギターが小気味よく鳴ってて、歌が始まるとギターリフは一旦消えてドラムとベースのみの上にボーカルが載る。しかしAメロ1周終わるとリフがまた入ってくる。リフといっても単にカッティングしているというよりは細かなフレーズを弾きまくっているという印象で、歌を支えているのではなくむしろギターが主役になろうと… (レビュアー:大島栄二) |
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この月のコメント、書き忘れてました。すみません…。
というわけで、musipl頑張ってますので、皆さん今後ともよろしく。アーチストの皆さんは、
【セルフレビュー】(自分でレビューを書いて投稿!)
【ディスクレビュー】(あなたのCDを郵送で送れば、ディスクレビューいたします!)
【広告出稿】(新譜発売やツアーなどの情報を宣伝しましょう!)
【musipltune(配信)での配信開始】(音源をiTunesやSpotify配信で全世界に発信!)
【musiplレーベルでのデビュー】(音源をCDプレスと全国流通で格安にリリースできます!)
といった。サービスを是非ともご活用ください!お待ちしております!
(大島栄二) |
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