バウンダリー『タイマー』
春がふる『わたし』
Franz Ferdinand
『Always Ascending』
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Sparksとのユニット、FFSは以前に扱ったが、Franz Ferdinand（以下フランツ）としてのレビューは初。ギターNickの脱退を経て、新メンバー（しかも二人）の加入、という形で再起動したばかりだ。4作目となる前作は、フランツ復活の予感を抱かせる内容だった。その勢いに乗ったままFFSとしての活動を挟んでからの、現在の新体制である。この曲も、腰からぐっとくる、まさに「踊れるロック」。ゆったりと徐々に上がっていく、フランツらしさ全開のグルーヴ感漂う曲だ。また、新作発売前にも関わらず、25日には東京で一夜限りのスペシャルライブが行われる。当然、チケットはすでに完売。5人体制となった姿を初披露ということで、うれしい（チケットを取れなかった私にはあまりにも悲しい）公演になりそうだ。ライブパフォーマンスではまず裏切らないフランツ。新曲もばっちりかっこよく聴かせてくれるはず。生で見られない私は、5人体制の「音」を新譜発売まで楽しみに待ちたい。
(2018.1.24)
(レビュアー：夜鍋太郎)
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