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Beyond The Wizards Sleeve
『Creation』
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　Erol Alkanが動き出した。Daft PunkやJusticeなどがフィーチャーされた時期、つまりロックとダンスミュージックの融合が盛り上がったシーンにおける、立役者の一人。そんな彼の新しいプロジェクトがBeyond The Wizards Sleeveである。ロックとダンスの融合なんて当たり前の今の時代に、どのような音を鳴らすのだろうか、と期待しながら聴いてみた。やだ！　すごいおしゃれじゃん！　音もバキバキもしていないし、リッチ感も漂っている。ゆったりと乗りやすいリズムと気怠そうでコケティッシュなボーカルが気持ちいい。ああ、これが凄腕DJの仕事なのだな、と納得させられる出来だ。なんか、身体のツボをやさしくきっちり的確に押された感じがする。いや、そんなマッサージを受けたことはないけれど。朝から晩まで、リビングやベッドルームで流しまくっても飽きがこない曲だ。アルバムも最高なので、延々、聴きまくりたい。この心地よさ、意外とマッサージに行くよりも身体のコリがすっかり取れるかも。
(2016.9.14) (レビュアー：夜鍋太郎)
 

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