こどもランドリー『サイダーの曇り空』 Next Plus SongPunch Brothers『Familiarity』

UKO
『Signal』
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　ネオ・ダンスミュージックというのらしい。そしてトータルディレクションをしたのがクニモンド瀧口らしいです。クニモンド瀧口って知らない人の方が圧倒的に多いでしょうが、知ってる人はよく知ってて、2000年代のポップスを語る上ではひとつのキーマン。このブラスセクションが裏拍からスーッと入ってきて決めのところでは表拍でジャッジャッジャッと全体を締めてきたり、ピアノではない鍵盤が軽やかに絡みついてくるサウンドはまさに彼のディレクションの結果なのだろうなあと納得できます。こういうひとつひとつの楽器の音に意味を感じさせてくれるようなトラックというのは意外と少なかったりするので、心して堪能したいなあと思います。UKOさんの声もソウルフルで存在感あって、このサウンドにまったく負けてなくていいですな。あ、全編を通して出てくる細身の女性はUKOさんではありませんので、念の為。（それにしてもUKOさんは「ユーコ」と読むのか「ウコ」と読むのかよくわかりません。musiplでは一応「ユーコ」の読みとしてsearch欄に並べてますので、もし違ってたら誰か教えてくださいませ）
(2016.9.6) (レビュアー：大島栄二)
 

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