Surfer Blood『I Can't Explain』
オーラヴル・アルナルズ&アリス=紗良・オット『Nocturne In G Minor』
MONTBLANC
『LOVE LOVE LOVE』
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軽やかなギターのカッティングから始まるイントロが、流麗に流れるのかと思ったら、歌が始まるとブレイクの嵐。無音によってリズムを構築するのだといわんばかりの制御された音。けっして舌が短いわけではないだろうはずのボーカルがその舌を三重に捻らせながら歌っているような気がする粘りっこい歌唱も、このリズムの切れ目、サウンドのブレイクがスパッと切ってくれる感じで、後味爽やか。昔FLYING KIDSの浜崎氏の歌も結構粘りっこい感じで、その歌もファンクなギターのカッティングが爽やかに仕立てていたなあと思い出されるが、これもそんな感じがするし、ギターだけじゃなくて楽器全部でそうしてくれているようで、まさにバンドサウンドって感じで好感持てる。画面に現れてくるメンバーのオフショットがとても自由で、楽しそうで、ステキ。もちろん売れた方がいいんだろうけれど、売れなくたってバンドって楽しいよって思わされてしまう。それでバンド始めたりしたら大変なことになってしまうのだろうけれども。
(2015.6.11)
(レビュアー:大島栄二)
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