米津玄師『Flowerwall』
ツヅリ・ヅクリ『ツバメ』
安室奈美恵
『BRIGHTER DAY』
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アムロちゃんも気がつけばもう37歳。あの頃一緒に芸能界を賑わせていたSpeedやMAXも今となっては見る影もないのに、アムロちゃんはアリーナクラスを常に満員にできるスターとして、人気も雰囲気もクオリティも衰えることがない。それはある意味奇跡のような存在感だ。単に努力や根性で乗り切れるような境地ではなく、まさに天性のアーチストでなければ踏み込むことができない場所に、この人は辿り着こうとしているのかもしれない。AKBやジャニーズばかりがチャートを独占しているという現在の音楽業界で、ライブDVDがしっかりと年間チャート上位にランクインしていることでもこの人の特異なポジションが伺える。昨年末の紅白では松田聖子がトリを務めたり、中森明菜が突如復活したりと話題になったが、この人の数字を伴った着実な活動もまた、注目をもっと集めていいのではないだろうか。昨年来の移籍騒動にも先日ついに決着がつき、海外展開を含めた新たな活動も本格化するのだろう。
(2015.1.17)
(レビュアー:大島栄二)
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