momo『君の空』
永井龍雲『想い』
suzumoku
『蛹』
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suzumoku。彼が登場してきた時はその演奏と歌のインパクトにずいぶん驚いたものだが、その後の活動はやや迷走してきたかのように感じている。バンドとして歌ったりすることで彼のナイロン弦という特徴がどんどん薄れていくような印象があって、損をしているのではないかと思う。もちろん本人とスタッフには傍観者の勝手な印象とはまったく違う手応えや想いがあって方向性を探っているのだろうが、僕はやはりこのナイロン弦をパワフルに叩き付けるように弾くスタイルと音色が大好きで、他のシンガーに無い特徴として多くの人に知ってもらうべきという気がしてならない。だからといって僕が何を出来るということもなく、ただこうしてレビューなどしてお茶を濁すだけでしかないのだが。なにはともあれ、もっともっと知られる価値のあるアーチストだとつくづく思う。
(2014.12.26)
(レビュアー:大島栄二)
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