Local Blue Sheeps『春風は汽車に揺られて』
中古U.F.O.『ノケモノノケモノ』
シリカゲル
『柔らかい水槽』
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「流行りモノと画一的なモノは嫌いなので、自分達の好きな音しか出せません」と表明している彼らの音がなぜか好き。オリジナルに絶対的価値がある絵画と違い、複製品にも十分な価値がおかれている音楽でも、その作品を堪能するのは少数の人たちという時代が遂にやって来て、だからこそ存在することが許されている音楽というのは確実に増えている。流行りものになるためには様々なところに仁義を通さなければならないのがザ業界であって、仁義に神経を使っているうちにすり切れてしまって、もはや音楽に使うための神経が残っていないというアーチストは過去にも沢山いて、そういうことをもはやしなくても良くなったというのなら、ミリオネアへの挑戦権を失った代償としても十分なのかもしれないと時々思う。この動画、レビューを書いている数十分のうちに削除されてしまってて焦ったが、新しい編集バージョンが新たに投稿されていた。そういうハプニングがあることは、アーチストが好きなことをやっていることと無関係ではない。またいつ消えるのかわからないが、そうなる前に、耳を通しておいても損はないだろう、狂った名曲。
(2014.10.8)
(レビュアー:大島栄二)
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