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「amp」の検索結果 141 件

review, 松浦達

review, 松浦達

個人的な感慨に過ぎないかもしれないが、あわててフィナーレよりカーテンコールを求める方がいいと思えるように、きっと世界、日本遺産を巡る感動が以前ほどなくなってゆくのは、遺産を愛でるならば、今の進行形で失われてしまう触感の下でのものを詩性で味わっていけば、嚥下されると思っているからで ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

北海道をベースに活動しているシンガーソングライター。力を入れず、かといって力を抜かず、適度な等身大の歌声が心地良い。MVでは笑顔なのか諦めなのか、内心を読み切れないニュートラルな表情で淡々と歌っている。そのあまりのナチュラルさに、このシンガーがどういう人なのかをつかみきれずに5分 ...

review, 夜鍋太郎

review, 夜鍋太郎

やたらとポップで疾走感もあるのに、切なくなるのは何故なんだろう。そして切なく感じれば感じるほど、この曲のことが好きになってしまう。今さらどや顔で言うことではないけれど、いい曲との出会いって本当に恋みたいなものですね、と私はどうしてこんなにも遠い目をしているのか。愚問は無視且つ放置 ...

review, 松浦達

review, 松浦達

... ーチャーされながらも、或る世代の人たちが聴いたら一発でノックアウトだろう『LOVE LAND』。筆者としてはCharles Wright & Watts 103rd Street Rhythm Bandのヴァイナルで最初、聴いたのを想い出しつつ、その後から今に於ける再評価の ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

軽快なホーンセクションから始まる曲で、軽快で絶対ポップだぞと思うのにどうもポップではない。いや、曲調はポップそのものなんだけれど、ポップと言い切る自信が無い。何故だろう、何故なんだろうと思うけれど、行き着く答えはこのオガワマユという人がきっとポップとは違う人格の人なんだろうという ...

GRAPEVINE, review, 松浦達

GRAPEVINE, review, 松浦達

文学的な、という形容詞が無化している瀬にでも、有名な芥川龍之介や太宰治、または永井荷風などの古典群でも擦りきれるほどに多くの人たちに深く耽読されていったり、いや、それこそ海外文学全集みたいなものはどうなってゆくのだろうかと杞憂を持つ。書店員の知己に聞けば、USの現大統領のスピーチ ...

review, 北沢東京

review, 北沢東京

変拍子の曲のノリ方について、現場のヲタの方々はどうしているのだろうか。私はベリーダンスの方にアラビア音楽の説明を受けるまで分からなかった。日本人でもカッコよく変拍子を踊るベリーダンサーは、エジプト伝統曲の10拍子を「123-12-1-1-123」で踊る人たちだ。7拍子は1から7の ...

review, 夜鍋太郎

review, 夜鍋太郎

「宅録女子」というカテゴライズ自体の良し悪しは置いておくとして、もはやその呼称(によるイメージ)が枷になるくらい、彼女は自由で刺激的な作品を生み出した。音数過多という意味ではなくて、すさまじい情報量の音楽だし、時間をかけて計算され尽くした構成と芸術的ひらめきが絶妙のバランスで成り ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

ジュリア・ジャックリンがひたすらルーズに踊っているMV。するとランニング姿の肉体だけマッチョなおにーちゃんが入ってきて体操を始める。不自然だ。不自然だが映像はそうなんだから仕方ない。退廃的というか、淫靡というか、いや、淫靡というほどではないが、まっとうではない何かが全編に漂ってい ...

review, 安藤裕子, 松浦達

review, 安藤裕子, 松浦達

転倒のときに彼は何を想っていたのだろうなと考えるくらい不粋なことはない。きっと今日の昼御飯や納品管理がどうとかそんなもので、だから、別に床で存在がこけても、連絡が褪せても、どうも想いもしない。ELTやジュディマリが好きだったな、くるりの「ばらの花」はいい曲だって言っていたな、なん ...