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Mogwai『Coolverine』【今年の夏フェス深夜イベントでは、ヘッドライナーとして登場予定】
サマソニ初日の深夜、東京会場では今年もHostess Club All-Nighterが開催され、ヘッドライナーとしてMogwaiの出演が決定している。今回からサマソニとは別に料金がかかるようになってしまったが、その分、出演者は豪華。サマソニよりもこちらをメインに楽しみたい方も多 ...
桑田佳祐『若い広場』【オマージュとポピュラー音楽の敬意に溢れたひとつひとつを紐解いてゆくだけでも】
某・公共放送の朝の連続ドラマを観なくなって随分経つ。いや、テレビ、あらゆる大きなメディアからどんどん遠のいている。耳から得られる異言語のニュースや落語、プログラム、音楽から自分なりに時代に色を付けて、相当なものじゃないと自身で得られる多様なタイムラインで、事足りてそれでいい。
ド ...
CRCK/LCKS『Goodbye Girl』
【音源よりもライブという時代に適した陶酔系の不思議なリズム】
いろんな曲を聴いていると、不思議なリズムに出会ったりする。不思議といったって本当の意味で不思議なんじゃなくて単に慣れてないというか、一般的なロックやポップにはあまり使われないリズムということなのだけれど、やはり慣れていないリズムに遭遇すると戸惑う。戸惑うというか、アレっという気持 ...
Arcade Fire『Everything Now』【心地よさとぞわぞわした感動が併存する5thアルバム表題曲】
この夏、楽しみにしていた4年ぶり5枚目の新作がリリースされた。2枚組というボリューム感、楽曲の壮大さも限界まで行き切った前作から比べると、少し落ち着いた印象を受ける。ストリーミング主流のこのご時世に重厚なアルバムもいかがなものか、という考えがあったのかもしれない。真意はともあれ、 ...
sooogood!『diamond』【耳をふさいで目をつむる/心臓の足音だけが鳴り響く】
... 出てくる気がしている。
歌そのものは誰しもに届き、聴き易いようで、クラシックたる「Luv(sic)」のようなヴァイヴを持った上での柔和なR&Bで、このテンポで君に向けてのラブソングの核心を付かず離れずまわる印象を受ける。でもそんなに、のどかに「今夜はブギーバック」もできない ...
ケツメイシ『友よ ~ この先もずっと・・・』
【辛い時は何でも話してよというフレーズが残って進んでいく人生は】
音楽業界に入っていくつか驚いたことがあるが、そのひとつが、ロックバンドが割と普通にアニメの主題歌を担当することだった。え、君の歌は魂の叫びだったんじゃなかったのかそれがアニメか、と。その場合シングルのジャケットがメンバーの写真じゃなくてアニメの絵柄になる。え、それでこれまでのファ ...
GANG PARADE『Beyond the Mountain』【シンセブラスはエフェクトを味方にギターソロと張り合うキーボード音色として覚醒】
シンセサイザーで音の豊かさを測れる音色、ストリングス(擦弦楽器系)とブラス(管楽器系)は、シンセ成熟期から別の道を歩みだした。電子音と気づかれればオーケストラの代用と受取られるシンセストリングスに対して、シンセブラス(シンセリード)はエフェクトを味方にギターソロと張り合うキーボー ...
Washed Out『Get Lost』【「チルウェイヴの代名詞」Washed Out史上、最も“踊れる”一曲】
うひょひょー、この浮遊感、たまらない。のっけから奇声を発生した件を、どうかなかったことにしてもらいたいところではあるが(奇声のチョイスも同様)、やっぱり、たまらない。Washed Outの新曲がやたらとかっこいい。チルウェイヴというジャンルの代名詞的存在でもあった彼が、こんなノリ ...
環ROY『はらり』【同時にどこかでまたきっと新たな芽吹きも聞こえてくると信じながら】
旬に旬のものを手に、ときにめでられるだけでありがたいと思える日々が続くということそのものが貴重でかけがえなく、ありがたい。花鳥風月がまるで深い霧の向こうで遠くの仮想現実の中に閉じこまれてしまうかの様な世の速度に巻きとられながら、なおさら、喩えば、春には桜や筍、蕨や、梅雨空には紫陽 ...
The Taupe『テンプシーコーラ』【年に2回くらいはこういうの聴いた方がいい日がきっとあるはず】
なんでこんなに揺れたビデオを作るんだろう、見てて目がクラクラするぞ、でもこのクラクラ感が一種のトリップにつながるんだろうか、よくよく聴いてると単調なギターリフもトリップ感満載だし。この一種単調な楽曲は一種のラップなんだろうかヒップホップなんだろうか、でもヒップホップじゃないよな、 ...