「amp」の検索結果 141 件
CICADA『YES』【声をただ聴いていたいと思える歌声】
歌声が、ファンになる時の重要な要素になるというのは誰も否定できないだろう。このCICADAというバンドの曲を聴くたびに、声が良いなあと強く思う。聴いて連想するのはm-floで、それはこのCICADAのトラックの持つHIP HOP的な要素も理由のひとつであるけれど、やはり歌声の訴求 ...
パクチーズ『君の好きな花』【アーチスト活動を本腰入れてやらない女優さんの歌】
アーチスト活動を本腰入れてやらない女優さんの歌を集めてます。若手だと宣伝のためにテレビ番組を一周する目的で歌のリリースが使われたり、映画のサウンドトラックに本編で唄っている音声が収録されたり形式は様々。
パクチーズの『君の好きな花』は「プール」の劇中歌。日本の生活を置き去りに、タ ...
東京スカパラダイスオーケストラ『水琴窟 feat.上原ひろみ』
【実力のぶつかり合い】
スカパラの代表曲って一体なんだろうと思っても思っても思い浮かばない。でも曲を聴けばスカパラだとわかる。それはほとんどどの曲にも現れる主にドラムのスカビートがスカパラだと教えてくれるからだ。スカパラはホーンセクションがどうしても目立つのでホーンセクションバンドと思われているが、やは ...
せりかな『風になって』【ついつい応援したくなる、爽やかで清々しい表現者】
さわやかである。この人のことをよく知っているわけではないが、見ていて聴いていて爽やかで清々しい。特に大きな事務所に所属している形跡も見えず、1人で(もしくはそれに毛の生えた程度で)活動しているのだろう。地味に、だけどできる範囲のことは着実にやっていて、こういう活動ができている人の ...
METAFIVE『Don’t Move』【凄ズルい! オールスターキャストと一人一人の演奏熱】
高橋幸宏、小山田圭吾(Cornelius)、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井によるバンド【METAFIVE】2016年1月13日のアルバム「META」発売に先がけ、アルバム収録曲「Don’t Move」のメンバー6人によるスタジオライブ映像が公 ...
松本佳奈『Strings』
澄んだ太い声。太いのに、澄んでいる。こういう声の歌手は以前は多かったように思うのだが、最近はあまり耳にしない。あまりのオーソドックスさに歌が原点回帰したかのような新鮮さを感じる。いや、個人的な感想に過ぎないのだが。このオーソドックスな歌声で綴られる世界は、単に嬉しいとか悲しいとか ...
植田真梨恵『彼に守ってほしい10のこと』
翻るに、椎名林檎、YUIやmiwa、更には、いきものがかりを含んでもいいかもしれない、フィメール・ボーカルとロック、ポップスの相性の良さは異性、もしくは対象性に向けてストレートにだけではなく、広汎に拓かれた「言語」でその歌が伝えられていることだということを感じる。女性のラブソング ...
初恋の嵐『真夏の夜の事』
【亡くなった人の記憶はいつまでも色褪せない】
亡くなった人の記憶はいつまでも色褪せない。2年前に事故で他界した僕の友人のfacebookには今も知己たちの言葉が寄せられる。半年ほど先に生まれたそいつの歳を、僕はもう超えてしまった。まだ生きてたらどんなバカなことを言い続けてたのかと、頭の中で彼の姿は生き続けるが、それは実際に生 ...
イツエ『言葉は嘘をつく』
少しばかりハスキーな女性ボーカルによるロックバラード。こういう声が生み出す風景というのはどことなく荒涼な焼け野を感じさせるのですが、このバンドのこの曲はどちらかというと深い海の底をイメージさせてくれました。この「言葉は嘘をつく」という曲の歌詞が何を意味しているのか。世情的な普遍的 ...
おかありな『スカートの中』
会いに行けるアイドルという言葉が持つ距離感は、アイドルに会いたい人たちに希望を与えたと同時にアイドルになりたいと願う人にも希望を与えたのだろうと思う。だがそんな会いに行けるアイドルたちが大きくなってしまったらまた会うのも大変になってしまうわけで、当然なるのはもっと難しくなるわけで ...