「amp」の検索結果 141 件
Squid『Pamphlets』
【新たな爆発が起こりつつあるような、このわくわく感】
6人編成(バンドのメンバーは5人らしいが)のこの並びを目の当たりにするだけで興奮してしまう。同じレーベル(WARP)の先輩、Battlesを彷彿させる劇的な曲展開と、同じく!!!を連想するようなハイテンション。これはノリノリ必至じゃないか。ここ一年半ほどの間、レビューで扱ってきた ...
(夜と)SAMPO『ノストラダムス』
【彼らが持っている本物性に誰もが気づくだろう】
声が、とても引っかかる。この曲はミディアムテンポの、どちらかというとバラードに入れてもいいくらいで、あまり毒も棘もない感じの曲で、MVでもほとんど動きもなくて、お嬢様的な雰囲気の衣装で静かに歌っている。だからどちらかというとアイドル的な立ち位置のバンドなのかなと一瞬思うが、この声 ...
sumika『Lamp』
【こんなに能天気な印象の曲が人の心を鼓舞してくれるというのがすごい】
昨年末くらいにテレビをつけてたらいきなりsumika出てきてた。高校サッカーの事前宣伝的な番組で、sumikaのメンバーが高校生サッカー選手と話をしてた。なんかシュールで面白かった。sumikaが高校サッカーの応援歌として『本音』を提供してるとかで、その関係でメンバーが高校生と交 ...
Campanilla『CALL』【淡々と静かに歌うパートでも地響きのように唸るシャウトができるボーカルが好き】
... 前という前提だからだ。なので、個性を出すためにもこぶしを効かせることがひとつのテクニックとして重要になったりする。必要ではないのに。
このCampanillaという人の歌は、最初はそんなに強いインパクトなどなくてついつい聴き流してしまいそうだった。でも、ん、待てよ、意外と凄いぞ、と ...
HEADLAMP『Country mom』
【その点、この曲にはどういうわけだか哀愁がある】
猪突猛進。若者の突破力のようなものを感じる。終始明るいテンションに貫かれた5分ちょっとの曲には、そのテンションとは裏腹に旅立ちの切ない気持ちが詰まっている。ピーター・ポール&マリーのカバーで有名な『500 miles』にも通じる旅立ちの寂しさ。あの曲が作られた時代には汽車に乗って ...
Vampire Weekend『120 Minutes of Harmony Hall Guitars』【反復の中に重なる瞑想、枯山水のような風情】
ヴァンパイア・ウィークエンドはデビュー当時から知的でエリートなところを持ちながら、どこか実験者たる風情もあったが、その印象とは別にあっという間に00年代後半10年代前半のUSインディーシーンを代表するバンドになってしまった。ブルックリン・シーンの趨勢とともに、MGMTやダーティ・ ...
BROCKHAMPTON『BOOGIE』【一気にテンション最高潮状態に持っていかれる、疾走するヒップホップ】
12月に新譜が発売されたのだが、年末ぎりぎりでなければ、各メディアのベストアルバム候補にがんがん上がっていたと思えるほどのすばらしいアルバムだ。この曲ものっけから一気にテンション最高潮状態に持っていかれる。疾走するヒップホップが楽しい。また、ラッパーからディレクターやプロデューサ ...
showmore『rinse in shampoo』【私が生きてるこの街もきっと全部ウソで】
リンスインシャンプーって、どうですかね、使ってますか。先日偶然にもリンスインシャンプーを買ってきて使い始めたところ、なんか泡切れが悪い。シャワーで流しても全部流れていかないみたいな感じがあって、今のが無くなったら次はシャンプーとリンスが別々のやつに戻す予定。この曲のねっとりとした ...
At The Drive In『Hostage Stamps』【「童貞ちゃうわ!」の空耳で知られる彼らが、パワー全開の新曲発表】
昨年のサマソニ特集記事でも触れたが、タモリ倶楽部の空耳アワーでの個人的な史上最高作品は、彼らの「ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわ」だ(Sleepwalk Capsulesという曲。未見の方は検索してご覧になってほしい)。彼らの曲が広く知られるようになったのは「空耳」のおかげもあるはず ...
Cheap Trick『Boys & Girls & Rock N Roll』
【いつまでも我らのCheap Trickが現役で輝き続けてくれることを願いつつ】
... ふれるアレンジは、オリジナル音源以上に興奮させられる。安定しまくった、彼ららしいサウンドにも感動する。何より、この活動歴にして「Boys & Girls(略)」という曲名がすばらしい。いつまでも青き(蒼き、と形容するほうが彼らには合っているのかもしれない)時代をパワフルに、 ...