湯川潮音『ツバメの唄』
【紫陽花の季節に雨が止むと必ず思い出す】
休日の天気予報で雨の確率がけっこうたっぷりめに盛られているような気がします。不公平感なく行動を抑制するための施策だったのかもしれません。雨の降り始める時間とパーセントの予報を見て、自然に外出を控え、当日の夕方頃「そういえば、今日雨振らなかったな」とか。住んでる場所によっては、予報通り雨が降っていたのかも知れませんが、東京の真ん中は「結局、晴れてた」というのが令和3年4〜7月の記憶です。曇りの日最高。雨は程々に降って止むのが望ましい。紫陽花の季節に雨が止むと必ず思い出すのが湯川潮音「ツバメの唄」です。手を頭の上に上げて振ると楽しくなります。雨上がりは人の居ないところで謎のツバメ踊りをしています。
(2021.7.23) (レビュアー:北沢東京)