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BABYMETAL『紅月 -アカツキ-』【ひしひしと感じたのは、ヘヴィメタル愛と、ルーツに対する尊敬】

「Su-metalですっ!」っていう挨拶がおぼつかない頃から、逆輸入に至る大きな現象は痛快だった。なによりも、全部が「好き!」で渦巻いていることのパワー。中の人が「おまえらこういうの好きなんだろ」なんて運営感は微塵も無く「俺たちホント、これ好きだから!」って出してくる曲に、初期ファン、海外ファン、懐疑的だったファンまで「これだよ、好き!」。『紅月 -アカツキ-』が発表された時に、ひしひしと感じたのは、ヘヴィメタル愛と、ルーツに対する尊敬。ベイビーには父も母も居た。街の楽器屋のおっちゃんも、レコード屋のお兄ちゃんも居る。僕らだ。だから、待望の赤ちゃんとしか言いようがない。遺産相続をベイビーに。

(2019.2.7) (レビュアー:北沢東京)


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review, 北沢東京

Posted by musipl