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十四代目トイレの花子さん『暁(akatsuki)』【Xがなんだこりゃと言われていた時代を覚えている】

Xがなんだこりゃと言われていた時代を覚えている。『WILD ANTHEM』は卒業式の入退場のテーマだった。XがX JAPANになった日はピンとこなかったけど、極彩色の毒蛾からラメ入りの黒揚羽に変身した姿に心酔。その後、色々あって今だ。仕事の打ち合わせで「分かりやすさが売り物の価値だ」と言ったら、帰り際、離れた席の人が寄ってきて「あれは『MISCAST』ですよね」と、そういう瞬間を社会の大海原で何度か体験した。あちこちで見かける紅とか、紅(笑)とか、紅(涙)とか、全部許せるし、全部大切に思える。私たちは、生きている。怪人でも妖怪でも、思い出でも、生きている。生きているから『暁』だ。

(2019.1.24) (レビュアー:北沢東京)


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review, 北沢東京

Posted by musipl