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およそ3『だいたいの曲は似ている』
【誰に理解してもらえるのかわからないけど、名曲です断言します】

広島の怪バンド、およそ3のこの曲。イイっすね。コンセプトとしては岡崎体育の『MUSIC VIDEO』の楽曲版といったところか。そういっちゃうとなにか二番煎じみたいに思われるかもしれない。また、ビデオの似ているパターンというのはシロウトにもわかりやすいけれども、楽曲の似ているのがなぜどうして似ているのかということは理論を省いた感覚だけではなかなかわかりにくいし、理論を言い始めたら3分5分では終わらないし理屈っぽくなって面白くない。そんなこんなもあって、またメジャーとそうじゃないという違いもあって、彼らがブレイクするのはまだまだ先なのかもしれないが、だからこそ、今のうちに見て知っておく価値があるんじゃないかなあとずっと思ってる。話を戻すが、あるあるネタ満載のこの楽曲、バンドマンだったりライブハウス経験値豊富な人たちならば本当に「あるあるある〜」と唸ること間違いなしじゃないかなあ。ライブで盛上がる曲はCDで聴くと微妙とか、Bメロなんて2回でやめとけなんてホントそう。個人的には超ウケながら聴いていたんだけれども、ライブハウス経験値高い人っていうのがどのくらいいるのかなあと考えてみると、やはりそれがスキマ産業なのかもという感じもして、うーんどのくらい伝わるのかって、ちょっと弱気になってしまったりする。ええ、名曲なんですけどねコレ。

(2017.10.27) (レビュアー:大島栄二)


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review, およそ3, 大島栄二

Posted by musipl