<!-- グーグルアナリスティック用のタグ -->

林青空『光』【背景がどうだとか手作りがどうだとか、そんなことどうでもよくてシンプルに好き】

この人についての情報はほとんど知らなくて、Twitterのプロフィール欄にあるオフィシャルHPが現時点でドメイン切れしているようで、こういう場合既に事務所などが決まっててそちらでの公式を準備してるところという可能性と、完全個人でやっててドメインの更新をうっかり忘れてるという可能性のおおよそ2つの可能性がある。まあどちらだって別にアーチストとしてちゃんと活動しててパフォーマンスがしっかりしていれば何の問題もないんだけれど、そういう点でいえば、歌も上手いし、メロディ展開も印象的で1度聴けば耳に残るし何度も聴きたくなってくる。1分16秒あたりの「わたし」という部分の歌い方がすごくイイ。ちゃんとやればちゃんと頭角をあらわす人だと思うので、頑張ってほしいところです。それにしてもこのMV、曲が始まる前に自分でカメラの方に行ってスタートボタンを押すところから始まってて、この手作り感がとても好き。いやいや、手作り感っていうけれどもたくさんのカメラを準備してセッティングして、1つのカメラのスタートボタンだけ押してOKということはないでしょうとか、だから全部ひとりで作ってるような手作り感じゃないでしょう実際とか。考え始めればいろいろあるし、そもそもサウンドは弾き語りじゃなくてかなりパワフルで重厚なロックサウンドなので、ひとりで作ってる訳ないじゃんかとか、まあ突っ込もうと思えばいくらでも突っ込めそうだけれども、そんなのは本質とはまったく関係ないことだ。シンプルに好き。以前の弾き語りの様子よりもこの重厚バンドサウンドでの曲の方が、ボーカルが前に出てて力強くて、彼女自身がどんどん成長していっているんだろうなあと思う。

(※2020.5.7に動画が削除されているのを確認しました。レビュー文面のみ残しておきます)

(2017.10.26) (レビュアー:大島栄二)


ARTIST INFOMATION →


review, 大島栄二

Posted by musipl