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มาช่า Marsha『App Story』【語感もサウンドも、タイポップス初体験のカワイすぎる衝撃だった】

サワディーカー! ここ数年、タイ人と話す時「歌手のマーシャを覚えてる?」と聞き込みをしていた。20年位前に、内田有紀の様なショートカット、川本真琴の様にギターを構え、J-POPなら「ルルル、ラララ」なハミングを「ニャー、ニャー、ニャー♪」と唄っていたタイポップのシンガーで、バンコクのテレビで見て一目惚れでした。歌というか語感もサウンドも、タイポップス初体験のカワイすぎる衝撃だった。買って帰ったCD『Room No.3』は今でも特別な位置に飾ってある。今年、タイ人居酒屋で分かったんです。現役で映画にも出ている。それに、マーシャにワタナパーニットという名字が付いてた。มาช่า の文字のつづりも分かった。で、ついにキーワード検索のドアが開く。歌ってる!想像の遥か上で、輝いていた。うれしい。90年代に日本の情報から離れた海外の小泉今日子ファンが、20年の空白後、今の小泉今日子を見つけたことを想像して欲しい。それをガチ体験したのだよ。マーシャの歌は、語感の気持ちいタイポップスの中でも、飛び抜けて歌声が心地良い。

(2017.6.9) (レビュアー:北沢東京)


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北沢東京

Posted by musipl