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2019年10月マンスリーランキング


1位:岡崎体育『龍』

岡崎体育は多岐に渡る活動で分かるようにサービス精神と器用さに抜きんでているものの、本当に賢く繊細な感受性の鋭敏な方だと常々思う。自身の道化性を弁えて……


2位:鶯籠『若者のすべて』

友達はいらない/ここで独りでいい。そんな歌詞で終わるこの歌。沁みる。友達はいらないのか。いらないのか、友達が……


3位:桜庭龍二『旅人』

ドラマ「日本ボロ宿紀行」を見てます。昭和歌謡の一発屋が、当時のヒット曲のCDを背負って再起。おじさん歌手と美人若手マネージャーの二人が地方営業ドサ回り……


4位:東京初期衝動『ロックン・ロール』

聴いていてハラハラする。鳴らす者と聴く者の間にある不文律のような取り決めがすべて無効になったようなワイルドさ、荒くれぶりがハラハラさせる。なんだこの息継ぎは……


5位:The Broken TV『SF』

怪しい。すべてがニセモノ感。いや、こういうのにホンモノとかないんだろうし、ニセモノ感こそがすべてという気さえする。こういうの、80年代にたくさん……


6位:THE BINARY『Unhappyを愛さないで』

サウンドが気になる。速射砲のような音の嵐。それなのにただうるさいというわけでもなく、速い音の中に鍵盤には静寂のようなテイストが漂っている。誰だ……


7位:中川家『地下鉄御堂筋線ブルース』

大阪の地下鉄、御堂筋線。その停車駅についてひとつひとつツッコミを入れるという歌。面白い。しかしツッコミを入れられている駅や街について何か知ってるのかというと……


8位:フジファブリック『若者のすべて』

亡くなったボーカリストの歌をその後聴くというのは不思議な体験だ。彼が生きていた頃の空気や温度をそのまま思い出す。そこには彼はもういなくて、いってみれば……


9位:奥田民生『世界の終わり』

奥田民生が球場ライブで弾き語りをし、そこでミッシェルの世界の終わりを歌う。コメント欄に「おじさんたちにとってはセカオワじゃなくてミッシェルの世界の終わりなんだ」という書込みがあって……


10位:見田村千晴『独白』

人は他人に自分のことを解ってもらいたいと思うもの。だが、それは本当なのだろうか。誰かに解ってもらいたいと思いつつも、どうせ解ってもらえるはずもないと壁を作る……


次点:あのね『眠らない夢を見た日』

東京を中心に活動する3人組のガールズバンド。普通の楽曲であれば明確に分かれているAメロBメロサビみたいな展開がなくて淡々と歌われる。いや、あるんだけれど……


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Posted by musipl