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Mr.Children, review, 大島栄二

Mr.Children, review, 大島栄二

ミュージシャンがアーチストになるためには自分のスタイルを確立する必要があり、確立したスタイルを築いてしまったら、それを壊すことは難しくなる。期待するファンが存在することと、何よりそれが自分の拠り所になるからだ。

ミスチルの ...

review, YONA YONA WEEKENDERS, 大島栄二

review, YONA YONA WEEKENDERS, 大島栄二

こういうサウンドをシティポップと呼んでいたのはもう既に時代の彼方に去っていったような気がする。彼らのサイトで自らシティポップバンドと書いているし、ジャンルとしてはシティポップというのは今も幅広い音楽シーンの中核に燦然と位置しているのだ ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

何ひとつ媚びたところがない真摯さを感じる。彼らが何か突出したものを持っているとは思わない。自分たちにない何か突出したものをなんとか獲得しようという焦りもなく、ただただ今の自分たちが持っているすべてで表現しようという潔さ。こういう潔さが ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

これは、覚悟である。覚悟の歌である。人にはいろいろな苦しいこと、悲しいことがある。それを避ける術は無い。多分無い。きっと無い。老若男女を問わず、富める者も貧しい者も、みんな悩む。立場が違えば悩みの種類は変わるものの、すべての悩みから解 ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

ポップで怪しい。こういうバンドを見ると音楽はますます細分化しているなあと実感する。作り込んだ世界観からはどこかの大人がアイドルグループも出尽くした感があるから別の手法で変化球を投げてみようなんて思惑でバンドマン志望の若者を寄せ集めて作 ...

review, SAPPY, 大島栄二

review, SAPPY, 大島栄二

SAPPYの新曲MVを見て、あれ、SAPPYってこんなバンドだったっけという違和感を覚えつつも、引き込まれる。それで以前にレビューをした曲を聴き返す。たしかにポップさが全然違っている。だがその違いは表面上のもので、サウンド構成の深さや ...

review, ヒカシュー, 大島栄二

review, ヒカシュー, 大島栄二

一昨日テジナというバンドのレビューでヒカシューの話をしたので、ヒカシューを久しぶりに。2010年代後半にヒカシューを観て聴いてもあの当時に当時の若者が感じた何かをリアルに感じられるわけがないと書いたのだが、改めて聴いてみたら今見てもブ ...

review, 大島栄二, 灰色ロジック

review, 大島栄二, 灰色ロジック

今の自分を取り囲むすべてを捨てて人生をリセットしたい。そんな気持ちになることは誰にでもあるだろう。この曲は曲自体にドラマチックな盛上がりがあるわけでもなく、BGMで流れているだけだったら本当に聴き流してしまうかもしれない。何が歌われて ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

この既視感、デジャヴ。なんだろうこれ、なんだろうこれ。そんなことを感じる音楽に出会うことは多々ある。そう感じた時に「ああ、これはパクリだ」などと考えて距離を置く人は多かろう。だが、それでいいのか。それはちょっともったいないぞ、と思う。 ...

review, TETORA, 大島栄二

review, TETORA, 大島栄二

切り裂くようなハスキーな声。ハスキーというのかこれ? ハスキーとはちょっと違うのかもしれないけれど、各フレーズの語尾で裏返るような発声が限界に挑んでいるように聴こえるし、限界に挑んでいるような歌はやっぱり魅力的に聴こえる。ズルいよこれ ...