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review, 松浦達, 米津玄師

review, 松浦達, 米津玄師

米津玄師は何でこうなってしまったのだろう。

ハチにも戻れず、“米津玄師そのもの”を模造化しないと許されないという社会的要請がこうさせたというならば、日本でゴスペルが宗教的な意味以外でもシビアという文脈で、歌謡曲が人心をふる ...

Czecho No Republic, review, 北沢東京

Czecho No Republic, review, 北沢東京

情報解禁日にラジオで『テレパシー』のサウンドを聴いた時、なぜか頭の中に、ダンスとも呼べないUFO出現を願うような舞踏を突然演じだすカメラ目線の人が見えた。あと、ギターソロがカッコイー。

MVを見ると、予感は当たっていた。2 ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

MVを撮影する時に大事なのは撮影場所だ。大道具を使ってスタジオで撮影するのなら別だが、野外で撮影するためには場所の選定がとても大切になる。人がたくさんいる街中でも構わないと割り切ってしまえばいいけれど、普通は誰もいないところで撮影した ...

review, 松浦達

review, 松浦達

  幼い頃に怯えていた 大人になって家庭を持ち
  遊園地とか連れていけたら 笑えるだろ
  たったそれだけなんだ

生き延びていると現実は時おり冷酷過ぎて、またやるせなくてどうにも受け止められないことが出て ...

review, 夜鍋太郎

review, 夜鍋太郎

世界3大アニキの1人(勝手に決めたので他2人も含め諸説あり)、且つ、稀代のパーティー野郎が戻って来た。なんと12年ぶりのオリジナルアルバムだ。彼の初期の曲名は「パーティー一直線」「吐くまでパーティー」「汗にまみれてパーティー三昧」など ...

review, 大島栄二, 灰色ロジック

review, 大島栄二, 灰色ロジック

シンプルな曲だ。とてもシンプルで、単純なことを歌う。朝からずっと君のことを考えていると。その君が「趣味とバイトとあんた」で同様に大切だと。生々しいな。そこで「君が一番なにより大切だ」と歌い切るべきだとは思うが、嘘でそう歌ったところで意 ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

仙台に拠点を置く17歳の遠藤理子の歌は、何故こんなにも刺々しいのか。歌詞の言葉ひとつひとつがネガティブで、ネガティブが重ねられた世界はなぜか清々しい。それはそこに嘘が無いからだ。誰もが日々の美しい画像を切り取ろうとスマホ片手に必至で、 ...

review, くるり, 松浦達

review, くるり, 松浦達

サウナやシャワー、湯治の世界地図がなかなか改変がおこなれることはないながら、温泉、お風呂のカルチャーの日本の奥深さはいいなと歳を重ねるたびに思う。様ざまな疲弊や草臥れを溶かすにはやはりお風呂に限る。昨年に東海地方の常滑という場で泊まっ ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

なんというスタイリッシュ。いや、これがスタイリッシュなのか。言葉の定義はともかくとして、本当に飄々とした音が、サウンドが、いややはり音が溢れるように流れていく。アーチストというのはかつてはテレビやラジオや雑誌の向こうにいた人たちのこと ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

群青っていうのはただの色の名前ではあるのだけれど、こうして熱唱する姿を見るにつけ、ただの色ではないよなあと思わずにいられない。群青、群れる青。そう、若さが集積することによって生まれる熱のようだ。新潟を拠点に活動するバンドWITHERC ...