サカナクション『忘れられないの』【古いテレビ文化をオマージュしたのか、このMV面白かった!!】
最初YouTubeのアイコン見たときに高中正義かと思いました。アイコンちっちゃいからね。ヤシの木みたいなの映ってたからね。んで、クリックしたらサカナクション。映像がまんま70〜80年代の地上波民放テレビ。11PMか、タモリの今夜は最高 ...
EVERLONG『透明になってく』【こんな矛盾しているような真実を歌える、芯はとても強いバンドマン】
透明になってくというタイトルが興味深い。歌詞を聴いていると、むしろ逆で子供の頃のようなピュアな心が徐々に濁っていく過程を描いているように思えるから。心が濁っていって、本当に濁っても大丈夫な人は単なる悪人になっていくし、単なる悪人になっ ...
B’z『兵、走る』【B’zの方がアスリートに見えるのだから、本当に不思議】
ラグビー日本代表応援ソングらしい。B’zの2人がパフォーマンスしている映像と、ラグビー日本代表がプレイしている映像が交互に映し出される。ラグビー選手は迫力あるな。太腿太いしな。大昔、ラグビー日本選手権を制覇したチームの選手 ...
マカロニえんぴつ『洗濯機と君とラヂオ』【ようやく「最低限の生活には、洗濯機と君とラヂオ」という彼と彼女の物語が完成した】
『洗濯機と君とラヂオ』のミュージックビデオは2017年1月に公開されている。JR大森駅そばの大森銀座商店街 Milpa 周辺が舞台だ。ここに登場するコインランドリー「ミスターランドリー大森店」は、ドライクリーニングがセルフで行えること ...
ゆいにしお『DAITAI』【彼女の歌が、不安を抱えたすべての若者にとっての指針になるだろう】
うわあっ、ゆいにしおのイメージが変わってる!! 最初にレビューしたのが2017年の暮れ。オフィシャルサイトのバイオグラフィでは1997年生まれとなっているので、その時で20歳。「タッチミー」と繰り返す曲のリズムも発音もコケティッシュで ...
およそ3『およそ3から大事なお知らせ』【テイストこそ違えど、表裏一体のメッセージソング】
1ヶ月前におよそ3の『ヘッドホン・ガール』という曲についてレビューしたところ、ファンの方と思われる方から「このレビュー面白い!」という感想をいただいて、その上で「新しいMVも公開されたのでそちらもレビューしてください」というツイートを ...
阿部真央『答』【自分そのものの価値への格闘の見本のような「答」ともいえる曲】
阿部真央のデビューアルバム『ふりぃ』を聴いて以来ファン。インパクトがあったし、強い心を感じた。10曲中もちろんほとんどはバンドアレンジの曲だが、「デッドライン」「情けない男の唄」の2曲がメジャーアーチストのデビューアルバムとしては異質 ...
ネクライトーキー『ゆうな』
【そうまでして伝えるのだという態度が、声の震えが、迫力を感じさせる】
ネクライトーキー、以前にレビューした曲はポップな曲調で、その曲調にこのコケティッシュな歌声はとても似合うなと思ってたけれど、こうしてバラードに載るとまた違った味わいがあって興味深いです。ボーカリストがトレーニングで自分の声を変化させる ...
あいくれ『ジェリービーンズ』【永遠に答えの出ない問いを、雰囲気も含めて見事に表現した歌】
現状がそこそこ恵まれているとか、他よりはマシとか普通に思える状況から抜け出してさらに違った何かに向かうというのはなかなかに難しいことで。現状のそこそこの何かに到達するために支払った努力を考えると、もうそこそこのそれでいいやと思うのも普 ...
川本真琴『ドーナッツのリング』
【些細なことの積み重ねで人生は出来ていて、それを退屈だと感じるか満足と感じるかは】
好き嫌いはあるんだと思う。全音楽ファンが圧倒的に支持していたなら消えていったりはしないのだから。もちろんみんなが好きだからといっても、アーチストがその音楽を続けていけないケースは多々あって、スタッフとの軋轢とか、大人の対応ができないと ...