amazarashi『未来になれなかったあの夜に』【過去の延長線上にある今の自分として「ざまあみろ」を噛みしめる】
amazarashiの音楽はいつも横たわる問題とそれに対する諦めのような現状容認がある。一時期それとは違うフィールドに踏み出したかのように感じたこともあったが、今作では王道ともいえる悩みの中心に仁王立ちしているような趣がある。 ...
amazarashi『つじつま合わせに生まれた僕等』
【表現者と表現の、過去と現在】
突き刺さる言葉と突き刺さらない言葉には何の違いがあるのだろうか。amazarashiの言葉はデビュー当初から際立っていて、最初に聴いたときから詞を書く秋田ひろむの意志が明確に現れていた。『無題』という無名の画家のストーリーを描いた歌は ...