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review, 松浦達

review, 松浦達

ヴァンパイア・ウィークエンドはデビュー当時から知的でエリートなところを持ちながら、どこか実験者たる風情もあったが、その印象とは別にあっという間に00年代後半10年代前半のUSインディーシーンを代表するバンドになってしまった。ブルックリ ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

僕らの日々の活動はすべて幸せな気持ちを探すためにある。本当に幸せかどうかなんてどうでもよくて、幸せな気持ちになれるいろいろなものを探す。幸せな気持ちというのは儚いもので、見つけたと思ったら賞味期限みたいなものがあって、どんなに大切にし ...

review, ゲスの極み乙女。, 大島栄二

review, ゲスの極み乙女。, 大島栄二

あの騒動以来叩かれて、一方の当事者が公に謝罪を要求されて干されているのに音楽活動を淡々とするのはどうなのかという批判に晒され。あれはいつの出来事だったのだろうか、単に過去の話というだけになってしまった。その騒動についての是非を問うのは ...

review, 松浦達

review, 松浦達

フラワーショップに行くのは楽しい。その時々に並ぶ花の香りと店内のBGMと贈り物を選ぶ人たちの雰囲気が優しくなっているようで、最近ではプリザーヴド・フラワーのような半永久的に枯れない花より、ソープフラワー、つまりは石鹸できた花が目立つ。 ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

バレンタインデーにそれっぽい曲をと思うと、国生さゆり『バレンタインデーキッス』がこれが思い浮かぶ。国生さゆりのでもいいんだけれど、今回はこれにしときたい。終始暗いムードのテンションで歌われるのだが、歌詞は愛と希望に満ちた力強いもの。そ ...

review, 夜鍋太郎

review, 夜鍋太郎

いかにも、UKロックだな、という第一印象だ。しかも「一昔前」の。と言っても、ネガティブな意味合いはまるでない。ダークさとポップさが心地よく混ざり合うバンドの音とメロディ、そこに低音のボーカルが響くように重なり、頭から離れない。この「顔 ...

review, 松浦達, 毛玉

review, 松浦達, 毛玉

この雨が上がる前に 決めなくちゃ 大事なこと
電気ケトルが不安をあおって お湯を沸かす
(「雨降りの午後に珈琲を」)

珈琲は飲めないが、紅茶、ハーブ・ティーとサンドイッチなどでブレイクをする時間が欠かせず、 ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

シティライトというと勝手にシティポップかと思い込んでしまう。いやこの曲がシティポップなんだといわれればそれを否定するつもりはないけれど、僕の中ではポップじゃないと思うし、じゃあロックなのかというとそうとも言い切れず。よく判らないなりに ...

review, 松浦達, 米津玄師

review, 松浦達, 米津玄師

遊女に誑かされた一人のか細き青年が足を引き摺りながら、地下を巡る。様々な解釈はすでになされている意味ありげなMVで、それは個々で考察してもらった方がいいが、私的には吉行淳之介な風趣と阿部公房のひずみを感じたりもした。澄み切った闇に滞る ...

review, 松浦達

review, 松浦達

今でさえそのプロジェクトのために様々なメンバーたちが集まって一つのオブジェのような何かを作るというのは珍しくなく、インスタレーションとしての表象行為として音楽がライヴでの再現可能性を迂回して成り立つこともある。即興とポスト・プロダクシ ...