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GLIM SPANKY, review, 大島栄二

GLIM SPANKY, review, 大島栄二

GLIM SPANKYを最初に知ったのはメジャーデビューの前年2013年の夏で、その頃に書いた拙いレビューが残っている。「今後の活躍も期待できるんじゃないかと思います」とかなんとか。そんなもん、期待どころの騒ぎじゃないくらいの活躍ぶり ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

クリープハイプも10周年か。新人でしかなかったバンドに10周年とかいわれると自分がどんどん押し出されていく感じがしてちょっと切ない。が、それは10周年を迎えたバンド自身もかつて自分たちがいた場所から徐々に押し出されていく的な何かを感じ ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

愛を与えるバンド、なのだそうだ。じゃあ愛って一体何なんだ。少しだけ意地悪な疑問を持ちながらこのやわらかくて語尾も曖昧なテイストのボーカルが歌う歌に耳を傾けてみる。すると、やがて解る。語尾がおぼろげな分だけ解るスピードも緩やかだけれど、 ...

review, 夜鍋太郎

review, 夜鍋太郎

再結成するなら言うといてもらわんと。どの立場からの物言いなのかわからない始まりだが、私は今、まさにこのような気持ちである。2013年に活動休止していたThe Futureheadsが復活したことも、そして今年の夏に7年ぶりのアルバムを ...

review, コレサワ, 大島栄二

review, コレサワ, 大島栄二

ずいぶん昔、ある人が「日本の歌には恋愛の歌しかない。洋楽には社会問題の歌や人間の内面を掘り下げた歌や、ありとあらゆる歌がある。恋愛の歌しか無い日本は遅れている」と言ったのを聞いたことがある。たしかにそうだと思った。テレビには若いアイド ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

このルーズに進行していく歌。まるで日常のリアルがそのまま歌になっているようだ。ルーズというか、ダルいというか。テンポよく進んでいく日常のリズムに懸命についていこうとするけれどももう無理、みたいな。その結果あらゆることをきちんとすること ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

消えて、消えて、消えて、繰り返す。様々なものが自分の目の前から消えていく。消えて欲しいものが消えることもあれば、なんで消えちゃったんだよと憤りたくなるものだって消えていく。人生はそうやって大切なものを失っていくことを積み重ねることであ ...

review, 北沢東京

review, 北沢東京

ファンでもないのに、松田聖子、中森明菜の歌の伴奏を口三味線で再現できる。そういう口でテクノを再現できる単語を探しています。意味なく直感的にぼーっと口三味線。デトロイト、ベルリンよりも、高津区のほうがミニマルテクノでしょう。8回繰り返し ...

review, 大島栄二

review, 大島栄二

変拍子の曲には毎回ひっかかる。変拍子の側からすると別にオレらが変なんじゃないしと言うかもしれないが、「通常」の3拍子や4拍子に慣れきっている耳からすればやっぱりそれと違ったのを変拍子と言っちゃうし、そういうリズムの曲が流れてくれば「ん ...

review, 夜鍋太郎

review, 夜鍋太郎

デビューアルバムから5年が経ち、待ち焦がれた2ndがついに出た。曲調的に相応しい形容ではないかもしれないが、彼女のアルバムはリスナーの心を暴力的なまでに激しく揺さぶる。前作から大きく路線変更したわけではないのに、完全に圧倒されてしまっ ...