ましのみ『エスパーとスケルトン』【曲によって同じ声が違う種類に聴こえる可能性】
めっちゃキュート。キュートな音楽はもうそれだけでOKというか、解説とか要りませんよね。まあそもそもここのレビューで解説なんてしたことないですけど。このキュートなましのみという人の他の曲も聴いてみようとMV見てみても、どこにもこのキュー ...
SHISHAMO『君の大事にしてるもの』
【面倒臭い衝動を提案しちゃってて、めっちゃ怖えぇぇ】
SHISHAMO怖えぇぇぇなあ。そこそこ、いや結構影響力あるバンドに成長しているSHISHAMOがこういう曲を歌っちゃったら、「そうだあいつの大事にしてるものを捨てちゃおう。それであいつがなんて言うかな」とか安易に考える女子が増えるの ...
東風あんな『眠れない朝に』【この歌は気配だ。白む朝に目を閉じたままで感じられる胸いっぱいの気配だ】
日曜日の深夜、夜ふかしするつもりもなく、眠りたい。目をとじた時に襲ってくる悩みを追い払うためにラジオをつけていたが、オフタイマーを待たずに放送が終了してしまった。リアルタイムに届いていた番組の終了。お気に入りの曲はオーディオに入れてあ ...
四丁目のアンナ『怪獣』【時が経って彼らの名曲を着実に表現する実力も身につけて】
2年半ほど前にレビューした彼らの曲の猪突猛進ぶりはこの曲では影を潜めているが、だからこその、彼らの底からくる力強さが浮立っているようなインパクトを感じる。前作では、力強さは力の強さによって生まれるのだという理屈に基づき、自分たちの持っ ...
Bombay Bicycle Club『Everything Else Has Gone Wrong』【後ろで鳴る軽快な音も楽しい。アルバムはバラエティあふれる内容になりそう】
昨年活動を再開し、この度、6年ぶりのアルバムが発売された。まさに一時休止的な感じだったのか、意外に早く戻ってきてくれた。私的にも、なんなら活動停止のことを忘れていたほどだ。デビュー後から最初の3枚は毎年リリース、休止前最後になる4枚目 ...
石田洋介『水色桔梗は勇気の証』(selfreview)
2020年大河ドラマ「麒麟がくる」が始まった。
主人公は明智光秀。「本能寺の変で主君・織田信長を裏切った謀反人」という「悪名」を何百年と背負ってきた光秀の半生と彼の生きた戦国時代をこれまでとは異なる視点で切り取るドラマになるよ ...
DENSHI JISION『月は毎年地球から3センチずつ離れている。』【彼らが名乗る「理系バンド」って一体なんでしょう?】
理系バンドでDENSHI JISION。いろいろな切り口というか、肩書きというか、キャッチフレーズがあるものだ。個人的には電子辞書は諸外国後に取り組む文系学生にこそ有用なアイテムだという気がするが、それを英語で書いたら一気に理系的に響 ...
GENERATIONS from EXILE TRIBE『EXPerience Greatness』【これでもかとジェネレーションギャップをかんじさせたGENERATIONS】
昨年末の紅白でこの人たちが出てきた時、えええ、これはEXILEじゃん、イケメンボーカルとサングラス短髪ボーカルの2人組と、ダンサーたちのグループっていうパターン、まったくEXILEじゃん、と思いました。だって紅白ではフロムエグザイルト ...
King Gnu『Teenager Forever』【10代の頃のつまらない話をいつまでも】
ちょうど1週間前に紅白の感想としてKing Gnuの紅白はどうだったんだろうか、ただ単に演奏しただけでおとなしすぎたんじゃないだろうかというようなことを書いてみたが、その直後にこのMVが公開されてた。紅白で歌った白日は、MVでもかなり ...
PICKLES『stay young』【ズンズンと前に出ていこうという根本的な意志のようなもの】
パワフル系切な胸キュンロックガールズバンド、とTwitterのプロフィール欄に書いてあって、ああ、そうだなその通りだなあと思う。何の迷いもなく前に前にと突き進む感じがあって好き。そこに駆け引きもなく余計なテクニックもなく、ただがむしゃ ...