Gaspard Augé『Hey !』
【ミステリアスでヴィジュアル面にも重きを置く彼ららしい】
フレンチ・エレクトロ・デュオ、JusticeのGaspardがソロデビューした。アルバムも発売されたばかりだ。JusticeだったらXavierのほうがソロ活動をしそうなイメージがあったので、正直、驚かされた。個人的にはJustice ...
湯川潮音『ツバメの唄』
【紫陽花の季節に雨が止むと必ず思い出す】
休日の天気予報で雨の確率がけっこうたっぷりめに盛られているような気がします。不公平感なく行動を抑制するための施策だったのかもしれません。雨の降り始める時間とパーセントの予報を見て、自然に外出を控え、当日の夕方頃「そういえば、今日雨振ら ...
Bobby Gillespie, Jehnny Beth『Remember We Were Lovers』
【プライマルという母体から離れたことにより、にじみ出てきた自然体な一面】
Primal ScreamのボビーがSavagesのジェニーと予想外のコラボを組んでいた。プライマルらしいある種のドラッグ・レイヴカルチャーっぽさからは遠く離れ、オーガニックテイストな曲にもびっくり。何、この内省的な曲調は! と驚きつ ...
Hiatus Kaiyote『Get Sun (feat. Arthur Verocai)』
【グルーヴ感はさらに厚みを増し、迫力溢れ、音色もより洗練されている】
精力的に活動しているイメージが強い、Hiatus Kaiyote。しかし、6月発売の新作がまだ3枚目、それも6年ぶりのリリースというのだから驚きだ。来日も多く、メンバーのソロ活動でも継続的にその名に触れていたからかもしれない。ともかく ...
Mdou Moctar『Afrique Victime』
【アフリカンテイストと縦横無尽に炸裂するギターサウンドの組み合わせが刺激的】
「砂漠のジミヘン」という惹句もよく目にする。確かに、この音、そしてレフトハンドギターを構える佇まいから、そう称されることも納得できる。アフリカンテイストと縦横無尽に炸裂するギターサウンドの組み合わせは刺激的だし、このグルーヴ感もたまら ...
O’CHAWANZ『PAST TIME PARADISE』
【大人の女性が幸せのカタチを自分で決める、魂の響き合う幸福確認抒情詩】
青春期の名曲を思い出してカバーしているような永遠のメロディに、未来の自分たちアラフォー女子が独白するタイムライン。仕事で渡米したがズレを感じ帰国した人、今の楽しさや安定を手放せず流されてた人、会社を辞め音楽活動をメインに続けてる人、か ...
SonoSheet『エピローグ』
【自分たちのオリジナリティが極まった、夏向きのサウンド】
なんかどこか懐かしくて、聴いたことあるぞと思ってMVを眺めてたら、この少しばかり暑苦しいルックスの熱唱。なにかどこか懐かしいんじゃなくて、こいつら知ってるんだった。つっても個人的に知ってるとかじゃなくて以前にレビューしてたということで ...