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『わたしたち』 |
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この曲は冒頭の「長いさよならの渦の中で」と聴いた瞬間に、「あ、もうこれは完全に名曲だわっ!」と断言出来る強さがあります。なんなんでしょうね。このパンチ力は。これって、どうやっても出ない時は出ないんだけど、ふっと出た時にものすごい力を発揮するやつなんですよね。そして、メロディーだけ聴いているとどんなアレンジでも合いそうなのですが、でもやっぱりエレクトロではここまでの温かさを感じないような気がしたりしなかったり…… |
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(レビュアー:本田みちよ)
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『ヒトのつづき』 |
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先ごろ、やしきたかじんという歌手、タレントが亡くなったが、取り扱われ方や簡単にいえば、「関西の~」という冠詞がついていた。しかし、彼は、東京に対しての反骨心を持っていたが、精緻にはつねに脱・中心的、周縁的存在であろうとしたのだという気がする。たとえば、沖縄に行けば、“沖縄の唄”としてよくTHE BOOMの「島唄」が流れる。この曲は勿論、宮沢和史氏が外側から沖縄という内側を書いた曲だが、それをエドワード・サイード的にオリエンタリズム…… |
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(レビュアー:松浦 達(まつうら さとる))
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