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ドラマ「日本ボロ宿紀行」を見てます。昭和歌謡の一発屋が、当時のヒット曲のCDを背負って再起。おじさん歌手と美人若手マネージャーの二人が地方営業ドサ回り。温泉街で歌いつつ、おカネがないのでボロ宿に泊まると、そこにエピソードがある。だが、CDはあまり売れないというループ。若いマネージャーが枯れ専で、壁のシミや階段の軋み、古い看板に身悶えする様子を見守りつつ、セットではなく現存する… (レビュアー:北沢東京) |
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2位 |
THE YELLOW MONKEY
『I don't know』 |
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人生というものを考える。若い人も、年老いた人も。それぞれが考える人生の様相は、立っている場所が違うのだから見え方もそれぞれなのは当然で。他人がどんなトンネルの中で強風にさらされながら暗闇を眺めているのか、それとも登りきった頂点で風ひとつない青空を眺めているのか。どういう立場であれどういう場所であれ、人は人生を考え、自分は何者かを問う。たとえそれが答えなど求めようのない問だとしても… (レビュアー:大島栄二) |
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大阪の地下鉄、御堂筋線。その停車駅についてひとつひとつツッコミを入れるという歌。面白い。しかしツッコミを入れられている駅や街について何か知ってるのかというと実はほとんど知らない。西田辺にシャープの本社があったとか知らんし、動物園前の壁にどんな絵を描いてあるのかとか見たこと無いし、大黒町がどんな風に怪しいのかなんてまったく想像できん。それなのに面白いのはいったい何なのか… (レビュアー:大島栄二) |
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それでも尚、未来に媚びるっていうのはどういう意味なんだろうとか、バンド名の途中に句読点があるっていうのはなんとも表記しづらいなとか、ドリカムとかミスチルみたいに省略するのならソレナオなのかソレミラなのかソレコビなのか一体どう呼ばれてるんだろうとか、そんなことばかりが頭の中を駆け巡る。そんなことを考えてしまってる時点で… (レビュアー:大島栄二) |
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新しいことに向かっていくときに、不安がない人なんているわけなくて、誰もが怖かったりして足が震える。それは変化につきもののことで、仕方ない。だが変化というのはマイナスへだけ向かっているのではなくて、プラスの良いことが起こる可能性だってかなりある。だから怖れたり震えたりばかりいるのはおかしな話で、怖れるのと同等かそれ以上に希望に溢れた笑顔が沸き起こったって良いはずなのに… (レビュアー:大島栄二) |
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19歳の子を面接採用。試用期間後まだ働きたいということで、社長や幹部等の組織で席を追われない権力者からセクハラを受けた場合の対策講座をしました。偉い人は立場を利用して下ネタの許容耐性を試す。生活を失う訳にはいかない女の子が嫌悪しながらも笑って受け流し「冗談でした」に成立してしまう笑顔を続けているうちに、『笑う女の子』を喜んでると錯覚する老害が増長するという負の連鎖… (レビュアー:北沢東京) |
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溢れ出した水は行き場を知らず、燃えて散ってしまった灰は空を知らない。そんな風に抱えた過去を、大切に眺めている昨日の僕自身に見向きもしなかった。白くなった視界と、混じり気のない言葉が遠く、遠くへ流れていく。まるで映画のエンドロールのように、見えているのに見えていないものとして。消えてゆく。
文字になった言葉は逃げ惑い… (セルフレビュー) |
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なんか懐かしい。この跳ねるようなリズムとストリングスの組み合わせがとにかく懐かしい。なんだろうなんだろうと考えて行き着いた答えが上田知華+KARYOBINだった。それで古いアルバムを引っ張り出して聴き返してみるけれど、そんなに一致するわけでもなかった。そりゃあ男性ボーカルと女性ボーカルの違いも大きくて、較べてみればまったく別の音楽なんだけれど、この新しい曲なのにとても懐かしいというのは… (レビュアー:大島栄二) |
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9位 |
Vulfpeck
『Animal Spirits』 |
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ファンク全開! ひたすらハッピーになれるノリノリな曲だ。なぜ日本語訳つきのPVなのかは疑問だが(しかも訳の微妙さ!)、これは日本のみ、配信でなくCDで発売され、それに対する彼らなりのリアクションなのかもしれない。あるいは来日の布石と考えていいのだろうか。もし実現したなら、是非とも生でこのノリノリな雰囲気を味わいたいし、自らも率先してノリノリ状態になりたい。ただ、PVで踊っている彼が… (レビュアー:夜鍋太郎) |
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二人目のジャイアンってバンド名から、あのジャイアンのもうひとりなんだから、どんな壮絶な破壊力のある音程を外した歌なんだろうかと、そりゃ想像しますよ。でも、聴いてみたらそんな想像とは真反対と言っていいほどの綺麗な歌声。バラードを切々と歌い上げるので逆にビックリした。HPを見ても過去の活動歴みたいな記述が見当たらないのでどんなバンドなのかイマイチ判然としない… (レビュアー:大島栄二) |
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佐賀を拠点に活動中の古賀小由実さん。もう、ホントに良いんです。個人的な好き嫌いですけど、大好きなんですコレ。コレとか言っちゃいけませんね。この人。声といいメロディといい、リズムといい。聴かせればほとんどの人のお気に入りになるだろうこの音楽。なのにガツガツと前に出ようという姿勢がほとんど感じられない印象で、ファンとしてはもどかしい気持ちもあるわけですが、そのガツガツとしないからこそ… (レビュアー:大島栄二) |
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1位 桜庭龍二『旅人』:根強い人気です、桜庭龍二。アクセスがあまりに絶えないものだから、これはきっと男闘呼組が根強い人気なんだろうと思って男闘呼組のレビューもしてみたものの、そっちはまったくかすらず。結果として「日本ボロ宿紀行」の人気が根強いのだなあと確信しました。Twitterでは「日本ボロ宿紀行」のタグもあって、番組が終了したのがとっても悲しいというツイートが並んでて興味深かったです。僕も観てみたいなと思いました。終わってるので観られませんけど。アーカイブ的なものを探してみるほどの情熱でもないですけど。
2位 THE YELLOW MONKEY『I don't know』:イエモンのレビューが2位にランクイン。昔懐かしのロックバンドが再結成しては記念のツアーをやってまた解散という、ちょっと前のアリス状態がカッコ悪いなあと思っていましたが、イエモンは再結成をして以来ずっと活動しててカッコいいなあと思います。先日はニューアルバムもリリースして、カッコよかったです。14曲の中では「Changes Far Away」が好きです。「ひとりきりなら食事も寂しい/でも噛みしめる孤独もオカズだよ」って、なかなか言えませんよ。ひとりきりの人が誰かと食事をするように改善するのは意外と大変ですけど、孤独もオカズだと思うだけなら意識改革だけで済みます。そういう言葉に救われる人は少なくないでしょう。NHKのSONGSでイエモンの回を観ていたら6歳の息子が「この人たちカッコいいな」と目を丸くしてて、予備知識の無い子供にも解るカッコ良さなんだなあと思い知らされました。
3位 中川家『地下鉄御堂筋線ブルース』:デイリーのアクセスランキングには入ってこないのにマンスリーでは3位に入ってくるしぶとさ。いや、しぶとさって言葉は問題ですね、すみません。中川家、しぶといです、いや大人気です。
5位 森ゆめな『キラキラ』:この底なしの明るさがとてもステキな1曲。この4月に入社や入学といった人生の新たな1ページを迎えた人たちも多いことでしょう。新たな生活には不安も付きもの。でもこの曲のような根拠の無い「大丈夫」が、そんな不安を吹き飛ばすことでしょう。頑張って!という意味を込めたこの曲が4月の5位に入ってきて嬉しい限りです。
9位 Vulfpeck『Animal Spirits』:2年前の洋楽曲レビューがジワリジワリとアクセスを集めてて。どうやらご本人がリツイートしてくれてたみたいです。日本語のレビュー読めるんですかね? でも、もし日本人のバンドマンが自分の曲をロシア語やモンゴル語のサイトで取り上げられてると知ったら、内容を読めなくても嬉しくてリツイートしたりするかもしれませんしね。それに、最近ではGoogle翻訳あたりで完璧じゃないにせよ内容を大まかにつかめたりもしますから、そうやって読んでくれたかもしれません。ありがとう!
10位 二人目のジャイアン『追憶の体温』:まずはバンド名にひっかかって、聴いてみてレビューすることになって。バンド名がズルいなと思ったりもしましたが、たくさんある曲やバンドの中から頭角を現していくのはけっこう大変なことなので、名前を使ってでもなんでも、目立つように努力するのは尊いことです。ボーカルの人のジャミロクワイのような帽子のことにもちょっとふれたら、ファンの方が「帽子にふれてた」とツイートしてたので、あの帽子にはなにか特別な意味があるのかもしれません。深追いはしませんけど。
次点 古賀小由実『くものすきまに』:こちらも2年前のレビューが再浮上。というかその時はそんなにアクセス無かったんです。今回は過去レビューツイートに古賀さん本人が気付いてくれたらしく、それを契機にファンの方もアクセスしてくれたようで。本当いいシンガーなので、もっともっと知られて聴かれるといいと思います。
10連休のGW、みなさんいかがでしたか。僕もすっかり休んでしまって、このマンスリーランキングを作るのが遅くなりました。すみません。今月から来月にかけて、musiplのフライヤーを全国のライブハウスやリハスタで配布を始めたいなと思っていますので、もし見かけたら手に取ってご覧くださいね。よろしくお願いします。
【セルフレビュー】(自分でレビューを書いて投稿!)
【ディスクレビュー】(あなたのCDを郵送で送れば、ディスクレビューいたします!)
【広告出稿】(新譜発売やツアーなどの情報を宣伝しましょう!)
【musipltune(配信)での配信開始】(音源をiTunesやSpotify配信で全世界に発信!)
【musiplレーベルでのデビュー】(音源をCDプレスと全国流通で格安にリリースできます!)
といった。サービスを是非ともご活用ください!お待ちしております!
(大島栄二) |
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