Luca Turilli's Rhapsody『PROMETHEUS』
岸田教団&THE明星ロケッツ『Blood and Emotions』
Razorlight
『Japanrock』
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アルバムが出るのは10年ぶり。その存在をすっかり忘れていたものの、なつかしいバンド名を見つけて、はっとした。10年ぶりなのだから、まだやっていたのか、というよりも、復活おめでとう、に近い状態かもしれない。ともかく、テンションは上がる。曲を聴いてみたら、そのなつかしさすら、吹っ飛ぶほどのパワー。相変わらず、一発で好きになるイントロのギター。たまらん! もはや新鮮さすら感じるし、そう感じられることにも、ぐっとくる。二度目の初恋、と言ったら、気取りすぎだろうか。気取りうんぬんよりも、キモいよ、という声が聞こえてこないことだけを切に願うが、でもこの曲、かっこよくないだろうか。シンプルな演奏シーンを流すだけのMVだって、そのストレートさが心を打つ。この曲だけでなく、久々のアルバム全編、疾走感が最高に気持ちいい。10年ぶりだからこそ、きっと充電も満タンなはず。今後とも、彼らにはこの勢いで突っ走ってほしい。
(2018.12.5)
(レビュアー:夜鍋太郎)
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