Boys Noizeのバキバキとした攻めてる感のある電子音がやたらと好きなのだが、この曲のきらきらっぷり、壮大っぷりはどうしたんだろうか。最初に聴いたとき、少しばかり驚かされた。タイトルから明らかではあるものの、PVの内容も含め、スペーシーな雰囲気もあるし、あまりにもうつくしい。だがBPMは速く、ひかえめな攻撃的な音がちゃんと鳴っているのがたまらない。ひかえめな攻撃性って何なのか、自分で言っておきながらよくわからないが(正座をしているジャイアンみたいなものだろうか、いや、このたとえも意味不明ではあるが)、ゲストボーカルのPOLIÇAの歌声をきっちりと生かし、やばいくらいのかっこよさに仕上がっている。4枚目のアルバムが発売されたばかりで、そこでは相変わらずのバキバキしたジャイアニズムな音(攻めてる感のある音)も健在である。正確なスペルこそ違うが、Boys Noizeを超訳すれば、男子騒音。ほら! まさにジャイアンリサイタル!(ドヤ顔で了)。