ガリザベン『たいようはあのこの』
doesn't『未完成の感性』
小規模アカシアバンド
(소규모 아카시아 밴드)
『行ってきた話
(다녀온 이야기)
』
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いつかのK-POPの過剰な熱量を傍目に、また、爛熟状態にあるともいえなくもないホンデ・シーンを軸に置きながら、この소규모 아카시아 밴드(小規模アカシアバンド)はディーセントで柔和な音楽を届けてきた。実際に今は、ソウルのホンデ、弘益大学界隈は一時期よりもアート、クリエイター、クラブなど多くの藝術の密接な交差点というわけではなく、そこからあえて逸れた部分から良質な表現が生まれてもいる。といえども、彼らも所属する現地の
Pastel Music
からは良質なアーティスト、音楽が輩出されている。これは、2013年の5枚目のアルバム『Slow Diving Table』からの一曲。沖縄の美ら海水族館の映像のシューティングとともに、十二分に彼らのたおやかな音楽を愉しめると思う。
(2014.5.15)
(レビュアー:松浦 達(まつうら さとる))
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