羽田りさ『always』 Next Plus Song蓮沼執太フィル『ZERO CONCERTO』
銀鼠
『エンドロール』
 声がいい。引き込まれる。声がいいということがそれだけで説得力と吸引力を持っているという事実を再認識させてくれる銀鼠のパワフルな歌。種類は違うけど、思えばミスチルの桜井氏の歌声も、あれはもう声だけで敵わないよなあという力を持ってて、凡庸な声ではまったく近寄ることも出来ないのだけれど、場合によってはそれに匹敵するんじゃないかとさえ思うほどの響きの良さ。「今僕が歌っているこの歌を誰が聴いてくれるの/疑う心は今は忘れて」という彼らの言葉に、いや、僕がこうして聴いているよと伝えたい。聴いてる人は聴いてるから、解る人は解るから、だから頑張れと。
(2014.1.31) (レビュアー:大島栄二)
 


   
         
 


 
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