sweet&sourlife 『山形さくらんぼ』
踊ってばかりの国 『セシウム』
Lamp
『空想夜間飛行』
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ポップスはメロディの冒険であり、グルーヴの旅行です。だからこそ、その依って立つところや、ルーツへの愛情、帰るべきところを持つ事が重要だとおもいます。どこかから、何やら良さげなものを大事そうに抱えて現れた人は、とても魅力的で秘密めいていて、愛おしく感じられます。
Lampはまさにそんな存在で、こんなに秘密めいて官能的な音楽を生み出すグループからは目を離すことができません。そのシルキーな感触の作品1曲1曲が、かけがえのない謎だらけの塊でありながら、聴く度に謎解きのヒントが、依って立つルーツが少しづつ現れてくるからです。
リリースのペースはゆっくりですが、過去作はいつ聴いても何度聴いても擦り切れない強度で作られているので、ファンはいつまでも気長に次回作を待ち続けていられます。
でも、そろそろどうでしょう。
(レビュアー:松尾宗能 for Parks Records)
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